"不両舌"
"舌の動かし方の四つ目の最後は、不両舌(ふりょうぜつ)です。
不両舌とは、いわずとしれた「二枚舌使い」のことです。
あっちにいってはうまいことを言い、こっちにいってはうまいことを言うことです。
なかでも仲のよい者同士を、仲が悪くなるような不両舌は、慎むべきです。
なかには、どうも他人の不幸が好きな人がいて、言っていないことを
言って仲を裂こうとする人がいます。
他人をだます人は、かえってだまされるものです。
以上四つのルールが、「ことばの四善戒」ですが、
言うは易く、行うは難しです。
1日のうちに一度でもいいですから、「不妄語、不綺語、不悪口、不両舌」
口ずさむといいでしょう。"

