"取(しゅ)"
"思春期の少年少女は、ときとして人や物に対して衝動的ともいえるような、
強い愛情の念を抱くことがあります。
人は楽しみや喜びを感じれば愛しますが、
苦しみや悲しみを味わうと、怒り、憎しみに変わります。
愛すると、その愛情が強くなればなるほど
「どんなことをしてでもあの女(ひと)を手に入れたい」
という執着が生まれます。
ついには無理やり取ってしまいます。
だから娶(めと)るという字は、「取ってきた女」と書きます。
愛するものを取ったり盗んだり、憎らしいものを捨てたり傷つけたりすることが
「取」なのです。"

