"見た目(1)"
"人は見た目では分からないとよくいわれます。
先日の講演会で、70歳ぐらいのご婦人が、講演中一度も笑わない人でした。
私も何とかその人を笑わそうとして話したのですが、一向に笑いません。
私の冗談が分からないのか、つまらないのか?
どちらにしても、他の人が笑っていると少しぐらい笑ってもおかしくありません。
とうとう一度も笑いませんでした。
講演が終わり、私のつたない話を聞いてくれたお礼に、元気になる言葉を
ハガキの大きさに50枚つくっていつものように一人一人引かせました。
笑わないご婦人のところへ行くと、「今までの講演会の中で一番面白かった、ありがとう」と
耳を疑う言葉が返ってきました。
笑わなかったけど、この人は、面白かったのだと救われると同時に、
人は、見かけでは、判断を勝手にしてはいけないとあらためて気づきました。
逆に面白そうに笑っている人でも、愛想笑いの人もいるということも
考えなくてはいけないことにもなります。"

