"触(しょく)"
"生物学者によると、受精卵は0.6ミリぐらいしかありません。
10ヵ月後の体重は平均3200g、おおよそ受精卵の530万倍になるそうです。
受胎から誕生までの280日は、原始動物から人類までの何億年間の進化の歴史を、
とても速いスピードで見ているようなものです。
そう考えるとお母さんの胎内での1日は、なんと生物史の何万年にも相当することになります。これまた神秘的です。
こうして生まれて外の世界と触れ合うことが「触」です。
このときになって、識という認識器官や名色という知覚器官や
六処という感覚器官が同時に働き出すのです。"

