逆流性食道炎 鬱といわれ・・・
40代半ば女性の逆流性食道炎の漢方相談。
1か月前より鬱と診断されたというのですが、
第一印象は、どう見ても鬱とは思えないのです。
問診をしてみても、ただ単に心配性なだけなのです。
症状は、むかむかと食べたものを吐いてしまうとのこと。
左肩のコリもあり、みぞおちも痛みがあるので、やはり胃の不調と考え、
はじめに39半夏厚朴湯、次に小青龍湯、この時点で左肩だけでなく、
首こりも取れ、顔色も赤みがさしてカラダがポカポカになったと大喜び。
仕上げに16柴胡桂枝湯を飲ませるとみぞおちの痛みもとれ、胃もスッキリ。
私に言わせるとどこが鬱なのか、鬱と診断した根拠は何か?を聞いてみたくなりました。
わからない症状や治せない症状の場合、すべて原因をストレスや精神的というように
簡単に診断してしまうことが多々あり、それを信じた患者さんは、
「自分は鬱なんだ!」と思い込んでしまいます。
そして、どんどん鬱の世界に入り込んでいく人を見ていて残念というしかありません。
本当は、ただ単に食べ過ぎ、夜遅くの食事や不眠が原因の場合が多いのに・・・・
できれば、早めに相談に来ていただけたらと思う今日この頃です。

